2018/12/24 15:00

こんにちは、 LIFE × COBAKEN 管理人の min です。
前回の投稿からしばらく期間が空いてしまいました。この投稿を練り上げるのに時間がかかった上に、禊なのか体調を崩したりとスローダウンしてしまったので、自分を労わり癒すことに専念していた今日この頃です。


さて、何をやっているのかよくわからない、と言われることも少なくないこばけん ( 小林 豊 ) という人物。こばけんはどんな人で、今はどんなことをやっていて、どんな未来を描き向かっているのか…。今回は min からみたこばけんを紹介します。





上のように 4 つに分類してみましたが、
・ 旅 = 対話であること
・ 対話 ⊃ 促すこと、癒すこと ( 促すこと、癒すことは対話に含まれるということ )
だと思うので、厳密にはこの 4 つを同列に並べることはできないのかもしれません。ですが、こばけんがやっていることを大まかにわけるとこうなるのではないかと思います。

より具体的な活動を挙げるとすれば、
・ 対話セッション ( 電話やオラクルカードを使ったり、散歩しながら、食事しながら )
・ ワークショップ形式の対話の場や勉強会の開催 ( 本や音楽、ゲストとの対談など )
・ ファシリテーターの仕事の依頼を受ける
・ 授業の特別講師
・ 講演会のゲスト
などの活動をしています。





出汁取りの妙手という言葉にこばけん本人も笑っていましたが、何かに例えるならばと最初に頭に浮かんだのが、割烹料理屋の板前さんが出汁を取る姿でした。

例えば、出汁を取ることは私にもできますが、その道を究めんとする人が取る出汁は深みがあったり、輝きを放っていたり、ただ美味しいだけでは終わらない凄みがあると思います。

こばけんがやっている対話やファシリテーションは相手の 「 らしさ 」 を引き出すプロの仕事です。こばけん自身は、 「 自分のやっていることは誰にでもできること 」 と言っていますが、板前さんが取る出汁に深みや輝きがあるように、素材=その人 「 らしさ 」 を丁寧に引き出すことや、本質を捉えることができるからこそ、違いが出るのだと思います。それを当たり前のようにやってしまうところにこばけんの凄みがあると思います。



では、そんなこばけんが日々大切にしていることとは?





この 3 つは、こばけんのスタンスとも言えるのではないかと思います。仕事やプライベート関係なく、生きていく上で大切にしていることなのだと、こばけんと過ごしているとひしひしと伝わってきます。

ちなみに、私が大切にしていることは、 「 フラットな自分を保つこと 」 です。

みなさんが生きていく上で大切にしていることは何ですか?



ここからは、具体的な活動の中で、対話セッションと対話の場について、それぞれどのようなテーマで行われているのかを見ていきましょう。





対話セッションは、依頼者との 1 対 1 、依頼者とパートナーとのセッション、家族でのセッションを行っています。

第 1 段階、第 2 段階どちらにも共通しているのは、依頼者の主体性を重んじてセッションが進められるということです。なので、こばけんが舵取りをして依頼者をどこかへ導いていくのではなく、依頼者自身が船長となり行く先を決め、ルートを決め、そこに向かって進んでいくのです。

こばけんはあくまで依頼者のサポート役なので、こばけんにどうにかしてほしい、バランスを戻してほしい、解決策を見出してほしいなどと思っている人にとっては、しっくりこなかったり、成果を感じられないかもしれませんね。





上に書いている以外にも、例えばアーティストはその表現をもって作品に触れる人を笑顔にしたり、心を浄化したりするという人の輝かせ方をしていると思いますし、占い師やコンサル、カウンセラー、アスリート、研修講師、施術者、クリエイター、ライターなどなど、誰もが対象になりえますね。

職域や年齢関係なく対象の幅を広げられるのは、こばけんの対話セッションでは、表面上に表れている問題に対しての解決策やツールを伝授するのではなく、表面上の問題を起こしている要因 = 根っこの部分を扱っているからなのだと思います。

そしてこばけんは、人を輝かせる人が自分を御座なりにして輝かせようとするのではなく、人を輝やかせながら依頼者自身も輝いている状態、依頼者が自分らしく生きることを望んでいます。

少なくとも、 「 あなたのためを思って ( 私は○○をやっている ) 」とか、 「 私の我慢の上に、あなたの自由は成り立っている 」 などという考え方は、自分らしく生きる状態からかけ離れていますね。





対話の場は、 WORLD PEACE 読書会やゲストとの DIALOG LIVE など、複数名の参加者がいることで起こる、気づきの連鎖や化学反応が醍醐味なのだと思います。

そんな場は可能性に満ちあふれる活気ある空間が広がるときや、穏やかな癒しの空間が広がるときもあったり、まさに一期一会なのだと思います。こばけん自身、何度開催しても毎回違う気づきが得られると言っているほどですから、何度も参加することで見えてくる面白さもあるのだと思います。



ではここで、小休止。
こばけんが対話セッションや対話の場においていただいている対価についてのお話です。





大前提に、対話をする相手がこばけんとの対話をする中で成果を必要としていないのであれば、対価はいただいていないということがあります。

ですが、こばけん自身は対価あるなしに関わらず同じ熱量で、同じ丁寧さで対話をしています。ここから先はお金を払ったら教えるよ、なんていう商売をする人ではないので、聴かれたことは答えるはずです。

ただし、こばけんが対話の中で大切にしていることの一つ、相手の主体性を促すことにあるので聴かれないと答えないこともあると思いますし、聴かれてもその人の主体性を奪ってしまうと判断すれば、明確な答えを言わないこともあるかもしれません。



では、最後にこばけんの描いている未来についてのお話です。





なんだか壮大です。こばけんがいつも言葉にしていることたちを並べてみたら、こんなカタチが見えてきました。

図は、ピンクの矢印が対話について、緑の矢印がまちづくりについて、下から上に向かって段階が上がっていくことを表しています。
対話の柱は図の通りなので説明は割愛しますが、まちづくりの柱は説明をしていきます。

・ 地域教育の再構築
地域教育のテーマ : 地域が子どもを育てお年寄りを送り出すという日本に元々あった、人と人との関係性を築くための人の在り方を学び合うこと。
 → ごく自然に地域においても行われている状態を今の時代に合わせてつくること ( 再構築 ) で、その地域に住まう人たちが自分ごととして物事に目を向けられるようになることがねらい。
・ エネルギーの問題に目を向ける
住まう土地の環境、エネルギーとの付き合い方について、そこに住まう人たちで考え、決めることができること。
・ 一次産業の価値を見直す
地産地消をベースにした一次産業の在り方について、そこに住まう人たち自身が模索し、実現していくこと。

こばけんは、対話という柱とまちづくりという柱を融合させること = まちづくりに対話というスタンスを取り入れることで、より穏やかで柔軟なつながりが生まれること、そして、その地に住まう人たちにとってのより良いまちに向かうためのクリエイティブな発想を生み出すきっかけになると確信しています。

興味深いのは、こばけん自身が中心となってそれを進めていくのではなく、その地域の人たちが主役で自分ごととして受け止め、考え、主体的に進めていくということ。あくまでこばけんは裏方なのです。



最後の最後に、皆さんに身近なところのお話で締めたいと思います。





死ぬまでに伝えたい 7 つのことは、対話という文化を広めていく過程でお逢いした皆さん、これからお逢いする皆さんにこばけんが伝えていきたいと思っているお話たちです。これらの話は、これまでの中でこばけんの公式HPの投稿で言葉にしていたり、直接お話していることもあると思います。

まだ聴いたことがない方、見たことがない方、もう一度聴きたい方、何度でも聴きたい方、どうぞこばけんの書く言葉を読んだり、こばけんと話したりしてください。ハッと気づかされたり、ひらめきが生まれたり、共感したり、心地のいい対話の時間を過ごせると思います。


大層なボリュームになってしまいましたが、本当はもっと書き加えたいことや補足説明をしたいこともあったり…。キリがないのでひとまずVer. 1 ということで終わりにしたいと思います。



< min のひとりごと >
一生懸命丁寧に書いていると、みなさんが読むときのわかりやすさ、読みやすさがなくなってしまうのがもどかしいですね。まだまだ伸びしろはあるということで、これからも愉しく文を綴っていきます。


文 : min